
パチュリブリュンシリーズNo4はアロマの香り漂うブレンド石鹸。
テーマは森の香り。
森林浴をしているような、心やすまるハーブの香りが日頃の疲れを癒してくれます。
毎日の洗顔の時、お風呂に入るたびに、豊かでさわやかなアロマの香りが心もからだもほぐしてくれます。
また、森のバター、アボガドをはじめとしたオーガニック成分がお肌をやさしく、しっかりと洗い上げ、しっとりした仕上がりに。
加熱しない熟成させることによって作られた石鹸は、しっとり成分グリセリンをおおく閉じ込めているので、保湿効果も断然違います。
疲れた時、癒しを求めたいときはNo4FEUILLET がオススメです。
■熟成法(コールドプロセス法)
石鹸を作る方法として、パチュリが採用するコールドプロセス法があれば、もうひとつホットプロセス法という方法があります。
このホットプロセス法ですが、基本高温(90℃くらい)の熱を加えて、鹸化させていく方法です。
この方法のいいところは、作製時間がかなり短く済むので大量生産ができるので価格を安くおさえることができることです。
ただ、早くできる分、デメリットもあります。
高温で鹸化するために、石鹸が酸化・劣化しやすく、また素材が分解されてしまうので石鹸の内容成分に限界があります。
もちろん自然素材を使っているので、肌に負担は少ないですが、しっとり成分など、いろんな素材をブレンドしにくくなります。
それに対してコールドプロセス法は、それよりもだいぶん低い温度の50℃前後で鹸化させます。
(コールドといっても冷蔵庫なみの温度ではないです)
低い温度で鹸化させた後、常温で(パチュリの場合は)3か月から半年ほどの時間をかけてじっくり熟成・乾燥させますので、
精製の際に作られるしっとり成分のグリセリンなどが石鹸内にしっかりと保存され、またいろんな素材を混ぜても高温で
分解してしまうことがありませんから、いろんなブレンドが可能になります。
また、パチュリの場合は、通常より長い3か月から半年の期間を乾燥させることがポイントです。
乾燥に長い時間を置くことによって、石鹸に必要のない不純物が完全に取り除かれるので、
お肌にさらに安心安全に仕上げることができます。
コールドプロセス法をとっていてもピリピリ感がある石鹸は、熟成・乾燥期間をしっかり置いていない場合に起こります。
時間はかかりませすが、ここは妥協することなくしっかりと時間をおいて完成度の高いオーガニック石鹸を目指しています。
デメリットは、時間がかかりすぎるために大量生産が難しく、人手もかかるために価格が低く設定できないこと。
しかし、山ほどある石鹸の中で、こだわりを捨てると作る意味なし。
なので、少し価格はしますが、内容にこだわっていただける石鹸になっています。